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動作法 10月号

 

今回は動作法の技法のひとつ、膝立ち課題について紹介させていただきます。

今回紹介させていただくのは膝立ちでの落とし腰からの立ち上がりと呼ばれる、膝立ちの姿勢から

上体を出来る限りまっすぐ保ち、股、腰を使って、曲げた状態でも安定できるところで止めて、

そこから膝立ち姿勢のまままっすぐ立ち上がるという技法です。

この膝立ち課題は前回紹介した立位課題と同様、腰の動きのコントロール課題にして全身のコントロール課題であり

どちらも腰の動きを重要視していることが共通しています。

特に膝立ちにおいては立位以上に腰の動きが重要視されており、立位課題に繋げるための基本課題とされています。

なぜ腰の動きのコントロール課題=全身のコントロール課題と呼ばれるのかというと、「腰」は漢字で書くと

「身体の要」であることからきているからです。

つまり腰の動きをコントロールすることこそが、全身のコントロールにつながっていくのです!!