1999年に「和太鼓集団 韻」が結成され、活動を続ける中で和泉の里のご利用者のみならず、同法人他事業所のご利用者や地元ボランティアさん、たくさんの方々と関わるようになり、それを機に平成23年度「清光会 和太鼓 韻」に改称し気持ち新たに活動を続けています。
ご利用者の興味や関心に沿った活動として、絵画教室・さをり教室を行っています。
和泉の里で生活するご利用者の皆様を会員とする自治会をさくら会と呼んでいます。
定例会では主に、日ごろの生活についてや行事について等の意見・要望を出し合って書記が記録しそれをサポート職員がお預かりします。
貴重なご意見を出来る限り反映させるよう職員一同努力してまいります。
個々の特性を理解した上で、1日のスケジュールを写真やイラストを使い、ある程度の見通しを立ててもらえるように、その人が理解しやすい環境をつくり、何を、どれくらいの量やるのか、いつ終わるのか、終わって次に何をするのかが分かりやすくなるように工夫しています。
構造化とは、時間と空間の意味を、ご利用者に対して視覚的に理解可能な形で伝えていくための「合理的配慮」であり、構造化支援の活用(わかりやすさと安心のベースとして)という一手法は、従来からのご利用者の方達についても、そのアイディアを活用・般化し事業所全体の支援のスキルアップを図っていくことを目指しています。
支援度の高いご利用者には、混乱のない環境作りと維持はもちろんですが、施設職員として、そのことだけに満足してしまってはならないと考えます。常に次のステップを…。つまり、日中活動を通じての「生きがい」(スキルアップ・活動する喜び・楽しみにある豊かな生活・一人一人の感性や個性のすばらしさ)について探求し、質の高いサービスを提供できる姿勢と専門性を持ち、積極的な支援を事業所全体として更に展開していくことが私たちには求められています。
毎年、年度末に各部署・日中活動の場で実践されているケースの支援内容について実践報告会を開催しています。
参加者は、実際の支援について確認するとともに、変化のポイントやその原因について、意見を出し合い、更なる良い支援を追求し、一層の充実を図っています。
労働安全衛生法に基づき常時50人以上の職員を配置していることで、衛生管理の有資格者を1名以上配置しています。衛生管理者は、少なくとも毎週1回施設等を巡視し、設備、活動方法又は衛生状態に有害のおそれがあるときは、直ちに、職員の健康障害を防止するため必要な措置を講じています。
消防本部から救急隊の隊員を招き、救命講習に参加しています、2022年11月からは支援員が応急手当普及員資格を取得し、その支援員からの救命講習が可能になりました。心肺蘇生トレーニングの器具(人形やAEDの模擬機械)を準備し、実践に近い形式での救命講習に定期的に取り組んでいます。
和泉の里の生活で救命行為がないことが望ましいですが、有事に備え、心肺蘇生法を習得します。(気道確保、人工呼吸、胸骨圧迫、AEDの操作等を行います。)
職員一人一人が、館内の消火器や設備の設置場所を確認し把握すること、また、出火場所によって避難経路が変わるため、日頃から意識をしておくことが大切です。ご利用者の安心安全な生活の為、有事の際落ち着いて適切な行動が出来るよう訓練を重ねていきたいと思います。
「福祉は人なり」とよく言いますが、支援する職員の質がサービスの質を決めるといって過言ではありません。和泉の里では高い専門性と、豊かな人間性を兼ね備えた、前向きに活き活きと仕事に取り組む職員を育成することに力を入れています。
和泉の里では、将来の福祉の担い手を育成するお手伝いとして、大学や専門学校から依頼を受けた社会福祉士や介護福祉士の受験資格、保育士、教員免許など様々な資格を取得することを目的とした実習生を積極的に受け入れています。
毎回嗜好を凝らし、バラエティーに富んだ食事を提供し栄養士さん、調理師さんも四苦八苦。でも、ご利用者の笑顔をまじかで見られる大事なイベントの一つになっています。
和泉の里では、年間を通じてご利用者の皆さんが楽しく過ごしていただけるよう各種行事・イベントを行っています。
今のところ、新型コロナウイルス感染が対策として、規模を縮小して開催しています。これからも、ご利用者の皆さんに楽しんで頂けるようご利用者の希望に沿ったものや、テイクアウトをするなど、楽しみが詰まったおやつ企画を楽しんでいます。(*^-^*)
社会福祉法第82条の規定により、ご利用者様からの苦情に適切に対応するため、 当施設における苦情解決責任者、苦情受付担当者及び第三者委員を設置し、苦情解決に努めています。
苦情解決責任者 | 施設長 柴沼 廣 |
---|---|
苦情受付担当者 | 支援課課長 山下 祐輔 |
第三者委員 | 池田 義文 大和屋 貴彦 |